求人まがい商法

求人まがい商法とは

これは「やる気のある人募集」などのように、仕事のあっせんをする振りをして、実は高額の商品を売りつけるものです。

新聞の広告、チラシ、雑誌などあらゆる広告媒体に登場してきます。

定職のない人や給料が安くてもっとお金が欲しいと思っている人などがひっかかりやすいのですが、路上でも「小遣い稼ぎ」のような形で勧誘をしてきますので油断している人は皆ターゲットになります。

最もよくあるのが、着物の展示販売でのアルバイト募集です。「展示会の受付やチラシ配布などの簡単な仕事です」「日当2万円以上」などの募集広告に誘われ、実際に行ってみると「展示販売の仕事だから自分でも着物を持つ必要がある」と言われ1着数十万円もするものを買わされます。

その他、健康食品や化粧品などの販売のあっせんという名目で、実はマルチ商法に加入させられる場合もあります。

対処法

「誰にでもできる簡単な仕事」としているのに、その割りに報酬が高いことがこういう商法の特徴でしょう。

仕事を始めるのにお金がかかることもかなり怪しい部分がありますので、十分に疑ってかかる必要があります。

広告を見て自ら営業所等に出向いて契約をした場合にはクーリングオフの適用がありませんが、販売展示会などは短期間の特設会場であり、営業所等に含まれるかどうかはケースバイケースです。

判例においても3日間の展示であっても営業所とみなされなかったものもあります。

アルバイトをするつもりで会場に行ったのに、商品を購入させられるものは「販売目的の隠匿」として条例等でも禁止されている場合があります。

その他状況により消費者契約法や民法の信義則違反、詐欺、錯誤等に当てはめ取消すことができる場合もありますので簡単に諦めないで下さい。


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